イベント詳細

表現工房vol.2 「デジタルプリント・コンサート」

  • B1F

「ネガは楽譜、プリントは演奏」
20世紀を代表するアメリカの写真家、アンセル・アダムスの言葉に「ネガは楽譜、プリントは演奏」というものがあります。
演奏とは、単に楽譜をなぞるということではなく、演奏者による解釈と表現によってなされます。
これは、写真の原版であるネガと、そこから生み出す写真プリントでも同じことが言えます。
またこのことは、時代を超え、写真制作がデジタルワークフローになっても変わりません。

「写真を演奏」する
今回は、デジタル時代のネガともいえるRAWデータを楽譜に見立て、社内のクリエーター10名が、それぞれの解釈と表現によって、写真をプリントに「演奏」しました。
展示会ではありますが、これはコンサートなのです。
ここには絶対的な勝者や正解は存在せず、それを決める必要もありません。人によって異なる解釈と表現に接し、また自分ならどう捉えるかを考え、想像する。そこにビジュアル表現の面白さがあると考えます。

「表現技術」
表現と技術は支え合って成り立っていると表現工房は考えています。
プリントを生み出すためにどんな技術が隠されているのか、わかりやすく展示します。
表現と技術、どちらも同じウエイトで、わかりやすく伝えます。

表現工房とは
「技術の視点から表現に迫る」をコンセプトに、クリエーターや企業、教育機関などとの共創により、写真を中心とした作品やコンテンツの制作を行い、その展示・販売・発表イベントを行っていきます。
ビジュアル表現の面白さ、奥深さ、興味深さを掘り下げつつ、ビジュアル表現のこれまでとこれからを、表現者、技術者、生活者とともに感じ、考え、発信します。
こういった取り組みを通し、グラフィック関連業界の振興と、グラフィックメディア文化の未来に寄与することを目指します。
今回はそのプロローグ企画の第2弾です。

共創パートナーを募集しています
表現工房では、上記のような共創に関心を持っていただける、クリエーターやコンテンツホルダーを募集しています。
詳細はこちらをご確認ください。

開催日時
開催日時2022/04/01(金)10:00 〜 2022/05/27(金) 20:00

備考

  • 未来のあたりまえをつくる。DNP
  • 市谷の杜 本と活字館

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