共創活動

実験書店「外濠書店」

活動コンセプト

外濠書店は、より多くの方に本に興味を持ってもらうため、今までにない「本との出合い方」を提供する実験書店です。本を読むのが好きな人、本をあまり読まない人、仕事のために本を読む人、本との向き合い方は人それぞれ。この書店でぜひ本を手に取ってもらい、本にはたくさんの選択肢があることを知ってもらいたいと考えています。

外濠書店のマークについて

外濠書店

マークの左上、時計の10時あたりの位置で円の線が切れているのは、ミスプリントではありません。円は江戸城をグルっと囲む「外濠」を表現していて、「外濠書店」がある市谷はだいたい10時あたりに位置するため、このようなマークとしています。

実証実験:本の紹介サービス

会期:
2022年6月20日(月)~2023年8月31日(木)

外濠書店では、今までにない「本との出合い」をテーマにさまざまな企画展を開催してきました。

これまでの活動の中で「本を手に取るきっかけはなんですか?」と尋ねたところ、「おススメされた本は手に取ることが多い」という答えをたくさんの方からいただきました。

そこで今回、みんなで本を紹介し合う仕組みと場所を作りました。その名も「みんなのおススメ本だけを集めた本屋さん」。

本を紹介してほしい人、紹介したい人はもちろん、どんな本が紹介されているかをご覧になるだけでもOKです。あなたにピッタリな1冊に出合えるかも?

【参加方法】

  • 1.本を紹介してほしい方
    用意している簡単なカルテカードに記入し、ボードに貼る
  • 2.本を紹介したい方
    ボードに貼られているカルテカードを見て、オススメカードに本のタイトルと紹介文を書く

1,2どちらのカードも書かない方でも自由にご覧いただけます。

  • オススメカードを元に本を手配します。7~14日程度で入荷予定です。
  • 在庫状況などの関係で、入荷までの日数が前後する、または入荷が難しい場合があります。
  • 陳列している本は、カードを書いた方以外でもどなたでも購入できます。

企画展:復刻書店いにしえ

会期:
2022年6月20日(月)~2022年9月30日(金)

もう一度読みたい、あの絵本、あの児童書 復刻書店いにしえ

今では容易に手に入らない懐かしい絵本や児童書を、デジタル技術とオンデマンド印刷を使って復刊しました。

「昔読んだ本を自分の子どもに読み聞かせたい」という思いを多くの親が持っているように、絵本・児童書は時代や世代を超えて永く読み継がれるコンテンツのひとつです。一方で、入手が困難な本は、読みたくても手に入れられないという現状があります。

本展では、入手が困難な絵本・児童書をDNPがデジタルデータ化し、少部数から印刷する「オンデマンドブック」にて製造。期間限定で12タイトルのペーパーバック版・ハードカバー版を展示・販売し、懐かしいあの日の自分と、あの日の読書体験を思い出していただきました。

企画展:いろどり日和

会期:
2022年3月14日(月)~2022年6月18日(土)

企画展 いろどり日和 色の豊かさや楽しさを感じて、新たな本と出合う

「色」をテーマとした2冊の絵本と連動して、来場者が色の魅力を体験できる企画や、日本の伝統色(22色)のイメージに合わせた選書などを展示・販売しました。

『6つの色』と『22の色』という、色に関する2冊の絵本(戸田デザイン研究室/とだこうしろう著)を用いた体験で、「色」の魅力に触れるほか、「色」という切り口で選んだ多様な本と出合うこともできる、大人も子供も楽しめる企画。「色」を媒介として、今までとは違う本の見方や出合いを創出しました。

  • 未来のあたりまえをつくる。DNP
  • 市谷の杜 本と活字館

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