共創活動

Recycling Meets Design® Project

出展アイデア

想いを繋ぐデザイン

大切な人から受け継いだジュエリーを自分用にアップサイクルするブランドサービスの提案。リサイクルプラスチックとジュエリーのヘリテージの親和性として。

一度役目を終えたプラスチックが生まれ変わった姿であることが、引き継いだジュエリーも同様に新しい持ち主の元へ生まれ変わることへのストーリーの繋がりを作っている。
混色ゆえに主張しない周囲を引き立てる色合いをしているので、石を引き立てる存在として共存できる。

出来上がりが統一できず見た目や厚みにバラつきが出ることが、人の営みのような様々な表情を身につけることができると考えている。
時間が経つとその性質故に経年劣化し、表情を変えていくと考えている。

“Our Heritage”とは
私たちの日々の生活から集められたプラスチック、積み重ねられたこれまでの日々と、これから重ねて行く日々の合わさりで、さまざまな形が見えてくるという思いが込められている。

具体的な制作方法は二種類ある。
一つ目は、板状に固めたリサイクルプラスチックをスライスしてヒーターで圧着し、積層を形成した後に形を削り出している。
二つ目は、板状に固めたリサイクルプラスチックをスライスまでは同じ工程だが、その後に金属に通すだけなので、飽きたら自分で自由に形を変えることができる。

どちらも自由な形状を作りやすく、プラスチックらしい自由度を持った形を作ることができる製法だ。
本来プラスチックとジュエリーのイメージは結びつきが難しいものだが、このリサイクルプラスチックを使うことでジュエリーの可能性を広げたいと考えいてる。

  • 1:スライスした素材をヒート圧着した指輪
    再生プラスチック100%素材、ハードタイプ。

  • 2:指輪やイラリングなど自由な形に成形できる
    再生プラスチック100%素材、ハードタイプ。

デザイナー

川村 未来 Miki Kawamura(Peter Schmidt Group GmbH) 福井県鯖江市生まれ。富山、フィンランドで情報、パッケージデザインを学んだ後、3年間Bravis Internationalに勤務。途中上海支社へ出向し、アジアのデザインも手がける。以降、ブランディングとパッケージデザインを得意とする。2016年よりドイツ、ハンブルクに移住。ドイツの広告代理店であるServiceplan(ミュンヘン本社、19年より博報堂と事業提携)を経て現在はヨーロッパを代表するブランディングデザイン会社Peter Schmidt Group GmbHに所属している。主な受賞歴は優秀学生顕彰/JASSO 奨励賞, Pentawards gold, A' Design Award and Competition silver他。ヨーロッパを中心に個人でも広く活動をしている

www.instagram.com/miki.kawamura.design/

  • 未来のあたりまえをつくる。DNP
  • 市谷の杜 本と活字館

ページトップへ