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コラボレーション活動
Recycling Meets Design® Project
出展アイデア
避難所備蓄ツールの新形状
つなぐ
近年、気候変動の影響で自然災害の発生件数が増加している。それに伴い、避難所整備の必要性が高くなっている。限られた予算・物資の中で、避難所というストレス環境を少しでも快適にできないか、という課題に対し取り組んだ。
一般的に備蓄物資に求められる条件として、プライバシーを確保できるもの、子供の学習・遊びのために役立つもの、家族スペースでの環境を向上させるもので、かつ通常保管時にできるだけスペースを取らないものということが挙げられる。
それらの条件を満たすものとして、現在広く備蓄されているのは段ボール。メリットとして、軽い・丈夫・環境が挙げられるが、衛生性が重要視されている昨今、水拭きやアルコール消毒ができない。これからのあたりまえとして、環境にいい素材かつ手軽に掃除・除菌できることで、避難所の安心につながると考えた。
今回デザインした「つなぐ」は、ユニットを繋げることでパーテーションとして空間を仕切ることが可能。また、2ユニットを組み立てることで簡易スツールやテーブル、10ユニット以上を繋げ組み立てることで、小型ゲル(円形テント)を形成することができ、子供の遊び場や乳児の安全な空間として活用可能。
避難所での段ボールに代わるユーティリティーとして再生プラスチックのあり方を考案した。
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保管にスペースをとらない
10枚で50㎝角の段ボールサイズ -
2ユニットを組み合わせて
簡易スツール・テーブル
デザイナー
鶴田 崇義(大日本印刷株式会社) 1981年、鹿児島県出身。2006年に名古屋市立大学大学院芸術工学研究科修士課程を修了、同年大日本印刷株式会社に入社。食品・飲料・トイレタリー分野を中心にデザインディレクションを手掛け現在に至る。