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コラボレーション活動
Recycling Meets Design® Project
出展アイデア
雨具になる帽子
TOP DROP(トップドロップ)
TOP(頭のてっぺん)+DROP(降り注ぐ雨粒)をタイトルとした新しい帽子の提案をいたします。
街中を見渡すと無造作に捨てられたビニール傘をよく見かけます。駅やコンビニの傘立てには、常に持ち主に見捨てられてしまった傘たちが行き場を無くしています。本来便利で役に立つはずなのに、時には新品同様で忘れられてしまうこともあります。おそらく1日中雨が降っていたならば大切に家まで持って行ったであろうその傘は、通り雨のせいで忘れられてしまったのでしょうか?単に見過ごされてしまったのでしょうか?
勿体無いとは思いませんか?
罪悪感はありませんか?
この傘たちは廃棄処分されてしまうのでしょうか?
我々は考えました。
再生プラスチックで傘の代わりになり、かつファッション性のある帽子を作ったら無駄に捨てられてしまう傘の救済にもなり、ファッションを楽しむこともでき、雨をしのぐこともできる。新しい雨具の提案になれる。そう信じています。
昔の日本では蓑笠やあじろ笠といった両手が塞がらない傘を被って街を歩いたり農作業をしていました。体も濡れずに両手も自由になる優れものです。そういったところが発想の原点でした。
食品容器の再生プラスチックは色がグリーングレーです。とても美しい色で、作るたびにニュアンスが変わります。プラスチックなので形は自由です。どんな服にも相性の良いカラーで、かつ全く同じ色にならず1つ1つ自分だけのオリジナルになります。そしてプラスチックなので雨をしのぐこともでき、汚れたらザブザブと洗うことができます。帽子としても全く新しいファッションの登場です。ファッション業界の方々に注目いただきたいと思います。遊び心と環境問題を掛け合わせた楽しいアイデアです。環境問題は難しく考えるのではなく、楽しくおしゃれで、自慢したくなる。そんなものに生まれ変わったら世の中が明るく動き出すのではないでしょうか?
傘の代わりになるおしゃれな再生プラスチックの帽子!面白いと思いませんか?
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1:ソフトな方
再生プラスチック+ゴム素材、ソフトタイプ。
折り畳み可能。 -
2:ハードな方
再生プラスチック100%素材、ハードタイプ。
デザイナー
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小川 裕子(有限会社小川裕子デザイン)
1966年、神奈川県出身。26歳で独立、現在に至る。今年で30年目となり今思うことは、さらに新しいことへチャレンジしていきたいということだ。誰かを幸せにできるのがデザインという職業だ。この素晴らしい職業を全うするために一旦頭の中をクリアにし、リスタートしていきたいと思う。これまでの主なグループ展として「ZAKKA展・5回」「100名による創作パッケージ展・7回」。主な受賞にPentawards silver/日本パッケージデザイン大賞銀賞・銅賞/JPC経済産業大臣賞・経済産業省情報政策局長賞・一般社団法人日本印刷産業連合会会長賞・洋食品部門賞・リニューアル賞 他。
ogawa-design.com -
川村 未来 Miki Kawamura(Peter Schmidt Group GmbH)
福井県鯖江市生まれ。富山、フィンランドで情報、パッケージデザインを学んだ後、3年間Bravis Internationalに勤務。途中上海支社へ出向し、アジアのデザインも手がける。以降、ブランディングとパッケージデザインを得意とする。2016年よりドイツ、ハンブルクに移住。ドイツの広告代理店であるServiceplan(ミュンヘン本社、19年より博報堂と事業提携)を経て現在はヨーロッパを代表するブランディングデザイン会社Peter Schmidt Group GmbHに所属している。主な受賞歴は優秀学生顕彰/JASSO 奨励賞, Pentawards gold, A' Design Award and Competition silver他。ヨーロッパを中心に個人でも広く活動をしている
www.instagram.com/miki.kawamura.design/