共創活動

Recycling Meets Design® Project

出展アイデア

廃盆

廃盆とは

再生プラスチックの特徴を生かした廃墟の形をしたプランター「廃盆」。朽ち果てた廃墟と生命力あふれる植物との対比を愛でたり、雑草に冒される様子や、植物が枯れてしまった風情も楽しめる新しい価値を提供するプランターです。「廃盆」は現状の再生プラスチックの色合い、質感、出生が朽ちていく廃墟の表現にマッチするのでは?ということで考え出されました。リサイクルの回数を重ねたものほど「朽ちた」表現として味わい深く、価値が出ることも「廃盆」の特徴です。楽しく、買ってみたい商品を環境に負荷の少ない素材で作ることは、今後ますます重要なミッションになっていくのではないかと考えます。廃墟鑑賞と盆栽の特徴を掛け合わせた「廃盆」はそれらの楽しみを倍増させた、全く新しいホビーの誕生を予感させます。朽ちた建築、植物の躍動、アニメや映画で見た「萌える」風景を気軽に再現することが可能です。

拡がる廃盆の世界

「廃盆」は室内用の小さなサイズから、屋外用の大きなサイズまで展開が可能です。小さな「廃盆」を組み合わせて大きな情景作りを楽しんだり、屋外では地形との組み合わせにより箱庭的廃墟として大作に挑むのも良いでしょう。また、大型商業施設エントランスのディスプレーなどにも適しています。さらには世界文化遺産である「軍艦島」や、廃墟の女王と呼ばれる登録有形文化財「摩耶観光ホテル」など、著名「廃墟」とのコラボレーションによる商品展開もあり得るのではないかと考えております。
廃盆交流イベントや品評会の開催、インスタグラムSNSでの展開も期待できます。「廃盆」の可能性は無限大です!みなさんご一緒に、Let’s 廃盆!

  • 大小サイズを組み合わせて
    「萌える風景」を作成できます。

  • 再生プラスチックの質感に
    マッチするよう設計しました。

デザイナー

  • 武笠太郎 Taro Mukasa(有限会社ザリガニワークス)

    1973生まれ。多摩美術大学グラフィックデザイン科卒。マルチクリエイティブ会社ザリガニワークスの工作担当。「コレジャナイロボ」製作数は通算7500体。「ごはんかいじゅうパップ」や「無気力フレンズ」ではイラストも担当。趣味のダンボール工作ではEテレ「へんしん!ダンコちゃん」に出演。プロダクト、グラフィックデザインを中心にプランナー&ディレクターとしても多数のクライアントワークをこなす。著書「遊んで暮らすコレジャナイ仕事術(パルコ出版)」「超玩具発想法 ザリガニワークスのスーパートイ工房(東京ニュース通信社)」。

  • 坂本嘉種 Yoshitane Sakamoto(有限会社ザリガニワークス)

    1969生まれ。多摩美術大学グラフィックデザイン科卒。マルチクリエイティブ会社ザリガニワークスのデザイン担当。各種デザイン、イラストを中心に、最近はライティングワークも。同社代表作「コレジャナイロボ」の主題歌「IT IS NOT THIS! コレジャナイロボ!」では作詞・作曲も手掛けている。プロダクト、グラフィックデザインを中心にプランナー&ディレクターとしても多数のクライアントワークをこなす。著書「遊んで暮らすコレジャナイ仕事術(パルコ出版)」「超玩具発想法 ザリガニワークスのスーパートイ工房(東京ニュース通信社)」。

  • 三富 貴峰 Takane Mitomi(株式会社GKダイナミックス)

    1967年生まれ。東京都立大学工学部、専門学校アーバンデザインカレッジ卒業。GKデザイングループにてプロダクトデザイナーとして活動。「道具は 身体と一体となってポジティブな気持ちをつくることができる」というテーマで、医療装具/スポーツ用品/モーターサイクル等をデザインしている。今回の廃盆も「リサイクルプラスチック製プランターと植物が一体になることでポジティブな感じをつくる」という文脈ではある。レッドドット、シカゴグッドデザイン、グッドデザイン賞など多数受賞あり。

  • 籠谷 隆 Takashi Kagotani(大日本印刷株式会社)

    1967年生まれ。1991年京都市立芸術大学美術学部卒業。同年大日本印刷株式会社入社。酒とラーメンのデザインを主に担当。アートユニット「現代美術二等兵」メンバーとし「駄美術」を制作。個展、グループ展多数。日本パッケージデザイン協会会員。著書「駄美術ギャラリー(マガジンハウス)」。

  • 未来のあたりまえをつくる。DNP
  • 市谷の杜 本と活字館

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