共創活動

Recycling Meets Design® Project

出展アイデア

ほっとする、に包まれよう。
hug-olive(ハグ-オリーブ)

hug-oliveは、ばたばたとした日常の中に、ほっと落ち着ける休憩を叶える、再生プラスチックを活用したパーソナル空間の提案です。

忙しい日常の中でも、少しだけ目の前の事柄から離れて、心地よく頭を休められるような空間を身近に作れないだろうか。そんな考えから私たちのプロジェクトは始まりました。例えば、ハンモックのようにゆっくりと揺れる動きに身を任せられる空間や、かまくらのように、中に入ると少し音がこもって、落ち着いて自分と向き合える空間。

そこで私たちが考えたのがhug-olive、オリーブのような形をした、中に入るとゆりかごのように優しく揺れる空間です。重心が前に集まっており、人が入る前は少し起き上がったような形をしています。こもったような空間と、軽い力でゆらゆらと前後に揺れる構造で、心を落ち着かせてくれるアイテムです。

カラーは、原料となる再生プラスチックの素材そのものの色を活かした深いオリーブ色。その時の原料により違いの出る落ち着きのある深い色合いは、愛着を持てる、心を落ち着かせてくれる色とも言えます。製造は3Dプリンターを想定し、モノマテリアルとして作成。材料や制作点数に無駄が出ず、納品先に近い場所で生産して物流によるCO2排出を低減した生産を目指します。

  • 重心が前に集まっており、軽い力で揺らすことができる。

  • オフィスや、カフェなど、さまざまな場での活用。

資源活用のながれのイメージ

デザイナー

  • 佐々木 晴美(株式会社アンダーライン グラフィック)

    2013年 武蔵野美術大学基礎デザイン学科卒業後、株式会社アンダーライングラフィックへ入社。パッケージ、グラフィックデザイナー。コスメブランドto/oneのデザインなどを担当する。賞に、日本パッケージデザイン大賞  銀賞・DandAD award Wood pencil・ Pentawards bronze・TDC award入選など。

    www.underline-g.com

  • 廣川 まりあ(資生堂クリエイティブ株式会社)

    2009年東京芸術大学デザイン科卒 同年 資生堂入社。同社プロダクトのアートディレクターを担当。主な受賞歴は日本パッケージデザイン大賞銀賞、PENTAWARD SILVER、APD Awards入選

  • 中野 太久二(株式会社GKダイナミックス)

    ヤマハ発動機株式会社にて、スノーモビル、自律運転車両の開発プロジェクトマネージャーを担当。その後、エンジニアリング・アドバイザーとして、デザイン開発に参画している。「新しいコンセプト」を「製品化する」までの「技術的な課題解決」、「生産までの実務展開」をサポートしています。到達したいゴールのイメージを共有しながら、「ゼロ→イチ」を生み出すデザイナーとともに、「制約にとらわれない共創活動」に、いつもワクワクしながら取り組んでいます。

  • 未来のあたりまえをつくる。DNP
  • 市谷の杜 本と活字館

ページトップへ